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マンシーニがDバックスとマイナー契約 2年ぶりの復帰目指す

2025.2.8 09:48 Saturday

 日本時間2月8日、ダイヤモンドバックスがFAの一塁手・外野手トレイ・マンシーニとマイナー契約を結んだと、「ESPN」のジェフ・パッサン記者らが伝えた。オリオールズで長距離砲として活躍し大腸がんとの闘病も経験したベテランが、2年ぶりのMLB復帰を目指す。

 現在32歳のマンシーニは2016年にオリオールズでデビュー。2年目の2017年から2019年まで3シーズン連続で20本塁打以上をマークし、低迷期のオリオールズを支えた。しかし、2020年に大腸がんと診断され、シーズンを全休。闘病を終え、2021年に復帰すると、21本塁打を放ってカムバック賞に選ばれた。翌2022年はシーズン途中にアストロズへトレード移籍し、自身初の世界一を味わった。しかし、2023年に加入したカブスではOPS.635と自己ワーストの不振に陥り、途中解雇。昨季はマーリンズとマイナー契約を結んだが、春にリリースされ、その後はどの球団にも所属していなかった。

 ダイヤモンドバックスは一塁手クリスチャン・ウォーカーと指名打者ジョク・ピーダーソンがFAで退団。その2人の代役と見られるのは、トレード加入のジョシュ・ネイラーとペイビン・スミスで、2人はいずれも左打ちだ。チームはプラトーン役が務まる右打者として、外野手ランドール・グリチックと先日再契約を交わしたばかり。マンシーニとのマイナー契約も、昨季と比べて弱体化のリスクがあるコーナーポジションのデプス増強の意味合いが強いだろう。

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