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レンヒーフォがエンゼルスとの年俸調停に勝利 残るは4人

2025.2.8 12:43 Saturday

 日本時間2月8日、エンゼルスの内野手ルイス・レンヒーフォが年俸調停に勝利し、来季の年俸を595万ドルに確定させた。レンヒーフォは2年前の調停に続き、2度目の調停勝利。エンゼルスは今オフ、外野手ミッキー・モニアックに引き続き、連続で年俸調停に敗れた。米メディア「ESPN」らが報じている。

 現在27歳のレンヒーフォは、ユーティリティプレイヤーとしてエンゼルスに貢献し続けている。昨季は故障で78試合の出場にとどまったものの、キャリアハイの打率.300、OPS+116をマーク。持ち前の攻撃力に磨きがかかるシーズンとなった。

 好調なシーズンを送ったレンヒーフォと球団側で今季の年俸については折り合いがつかず、結局は年俸調停の公聴会に決定が委ねられた。エンゼルス側は580万ドルを提示していたが、結局はレンヒーフォ側の595万ドルが3人の仲裁人によって今季の年俸として採択された。

 これで今オフの年俸調停は、選手側の2勝3敗。未だ調停が終わっていない選手は4人であり、カージナルスの3選手(ラーズ・ヌートバー、ブレンダン・ドノバン、アンドレ・パランテ)とナサニエル・ロウ(ナショナルズ)となっている。カージナルスはスター三塁手ノーラン・アレナドの放出に動くなど、オフは総年俸削減に奔走している。メジャー契約のFA契約はまだ1件もなく、年俸調停でもできるだけ値切りたいのが本音だろう。

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