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ツインズがフランス獲得 開幕ロースター入りで年俸100万ドル

2025.2.12 08:54 Wednesday

 日本時間2月12日、ツインズがレッズからFAとなっていたタイ・フランスとメジャー契約を結んだことが明らかになった。地元紙「ミネソタ・スター=トリビューン」のフィル・ミラー記者によると、保証されない形式のメジャー契約となっており、フランスが開幕ロースター入りを果たした場合、年俸100万ドルが支払われるという。なお、ツインズはロースターの40人枠がフルに埋まっていたが、左腕ブレント・ヘッドリックをウエーバーでヤンキースへ放出して枠を空けている。

 現在30歳のフランスは2019年にパドレスでメジャーデビュー。2020年途中に移籍したマリナーズで主力打者へ成長し、自己最多の20本塁打を放った2022年にはオールスター・ゲーム選出を果たした。しかし、翌年以降は成績が悪化し、昨年7月にDFAとなってトレードでレッズへ放出。昨季は2球団合計で140試合に出場したが、打率.234、13本塁打、51打点、1盗塁、OPS.670と一塁手としてはかなり物足りない成績に終わった。

 ツインズは今オフ、昨季ゴールドグラブ賞に輝いたベテラン一塁手のカルロス・サンタナが退団。今季は若手のホセ・ミランダが正一塁手に起用される予定だが、フランスはミランダとの正一塁手争いに挑むことになる。また、ツインズのレギュラーにはトレバー・ラーナック、マット・ウォルナーと2人の左打者がいるため、プラトーン要員としての出場機会をうかがうことも可能だろう。その場合はウィリー・カストロが外野の守備に就き、フランスはDHまたは一塁に入ることになる。

 ヤンキースへ移籍することになったヘッドリックは2023年にメジャーデビューして14試合に登板した27歳の左腕。昨季は左前腕の故障に悩まされ、メジャーでの登板は1試合だけ、マイナーでもわずか7試合の登板に終わっていた。なお、ヤンキースはヘッドリックの獲得に伴い、先日ウエーバーで獲得したばかりのオーウェン・ホワイトをDFAとしている。

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