ブレーブス・アクーニャJr.の復帰時期は未定　盗塁を減らすと示唆

2025.2.15 17:26 Saturday

　日本時間２月15日、昨季再び膝前十字靭帯断裂の大怪我に悩まされたブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が故障からの回復具合についてメディアに明かした。アクーニャJr.はシーズン開幕１ヶ月間は復帰できないことが予想され、スプリングトレーニングの試合も欠場する予定だ。MLB公式サイト「MLB.com」のマーク・ボーマン記者が伝えている。

　2023年に前人未到の「40-70」（40本塁打＆70盗塁）を達成し、ナ・リーグMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.だが、昨季５月に自身２度目となる膝前十字靭帯の怪我を負い、シーズン絶望に。今季は開幕から復帰することが難しく、キャンプに合流した今もリハビリに励んでいる。

　それでもアクーニャJr.は「気分が良い。またここに来るためにどれだけ努力したか分かっている」と前向きな様子だ。現在は打撃練習やランニングを９割ほどの力感で行っているというが、手術した膝にゴーサインが出るまではまだ数週間を要するようだ。アクーニャJr.の復帰時期は早くて５月上旬、遅くて５月下旬と見込まれている。

　2021年に右膝前十字靭帯を負傷した際にも、脚力の衰えを懸念されたアクーニャJr.だが、その時には２年後に73盗塁を決めて見事にその懸念を払拭してみせた。ただ、２回目の膝の大怪我と戦う今回、アクーニャJr.はプレースタイルの変化させようとしているようだ。アクーニャJr.は「もっと気楽にならないといけない」と、盗塁企図を減らすことを示唆している。