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レンジャーズがブルペン補強 ルーク・ジャクソンと1年契約

2025.2.18 12:28 Tuesday

 今オフ、ブルペンの顔ぶれを大幅に入れ替えたレンジャーズがさらなるブルペン補強に動いた。日本時間2月18日、レンジャーズはブレーブスからFAとなっていた右腕ルーク・ジャクソンと1年契約を結んだことを発表。ヒューストンのテレビ局「KPRC2」のアリー・アレクサンダー記者によると、契約条件は1年150万ドル+出来高となっているようだ。ジャクソンはレンジャーズからドラフト指名を受けてプロ入りし、2015年にメジャーデビュー。2016年以来9年ぶりの古巣復帰となる。

 現在33歳のジャクソンはブレーブスでブルペンの一角を担ってきた右腕。2019年は70試合に登板して18セーブを記録し、キャリアハイのシーズンとなった2021年には自己最多の71試合に登板して31ホールド、防御率1.98の好成績を残した。しかし、トミー・ジョン手術を受けて2022年シーズンを全休し、復帰した2023年はジャイアンツで33試合に登板。昨季はジャイアンツとブレーブスで合計52試合に登板したが、4勝3敗、3ホールド、防御率5.09と精彩を欠いた。

 ジャクソンはレンジャーズのキャンプ地に姿を見せ、「今は33歳で2人の子供がいる。でも、ここを歩いていると18歳の頃を思い出すね」とコメント。「レンジャーズに戻ってきたいと思っていたから、契約が決まって興奮している。顔ぶれが大きく入れ替わっているから、ブルペンで一緒に仕事する仲間たちと顔を合わせるのが楽しみだ。今年はいい1年にしたい」と9年ぶりの復帰となる古巣での活躍を誓った。

 今オフのレンジャーズはカービー・イェーツ、デービッド・ロバートソン、ホセ・レクラーク、アンドリュー・チェイフィンといった主力リリーバーがFAで退団。クリス・マーティン、ホビー・ミルナー、ジェイコブ・ウェブ、ショーン・アームストロング、ロバート・ガルシアらを獲得し、ブルペンの顔ぶれを大幅に入れ替えた。また、マイナー契約ではジェシー・チャベスやジョー・バーローを獲得している。ジャクソンも刷新されたブルペンの一員として、全盛期のような活躍が期待される。

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