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カブスがジャスティン・ターナー獲得 1年600万ドルで合意

2025.2.19 10:59 Wednesday

 カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長は今オフ、ポストシーズンの経験が豊富な選手の獲得を進めてきた。カイル・タッカー、ライアン・プレスリー、ライアン・ブレイジャーといった面々だ。そこに40歳のベテラン好打者が新たに加わることになった。日本時間2月19日、カブスはマリナーズからFAとなっていた大ベテランのジャスティン・ターナーと1年600万ドルの契約を結ぶことで合意。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、最大250万ドルの出来高も設定されているようだ。

 ターナーはドジャースの主力打者として黄金期を支えてきた好打者。2023年はレッドソックスで打率.276、23本塁打、96打点、OPS.800の好成績を残したが、ブルージェイズとマリナーズでプレーした昨季は139試合で打率.259、11本塁打、55打点、OPS.737とやや数字を落とした。メジャー16年間で通算1580安打、198本塁打、814打点、OPS.821をマークしており、ポストシーズンでも通算13本塁打を放つなど経験値は抜群だ。

 カブスは鈴木誠也がレギュラーのDHとして起用される予定。よって、ターナーは左打者のマイケル・ブッシュとのプラトーンで一塁を守る機会が多くなるだろう。また、正三塁手に抜擢される予定の有望株マット・ショウがどれくらい活躍できるかは未知数のため、ターナーの存在は、ショウが苦戦した場合の「保険」にもなる。

 カブスの選手たちは経験豊富な大ベテランの加入を歓迎している。正遊撃手ダンズビー・スワンソンは「彼は長い期間、本当にいい選手であり続けている。彼の経験から学ばせてもらえることは多いと思う。彼は真のプロだし、チームに大きな影響を与えてくれるはずだ」とコメント。正左翼手イアン・ハップは「本当に嬉しい。彼のプレースタイルが大好きで、長い間ずっと彼のファンだったんだ」と興奮を隠さず、「彼は天性の好打者だ。状況に合わせたバッティングもできる。チームにとって、本当に大きな戦力になると思う」と語った。

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