Rソックス・ブレグマン「僕は言われた場所をどこでも守る」
2025.2.19 12:28 Wednesday
ゴールドグラブ賞三塁手のアレックス・ブレグマンが加入したレッドソックスは、主砲ラファエル・デバースが「三塁は僕のポジション」と発言したことで注目を集めている。三塁を守ることにこだわりを見せるデバースとは対照的に、ブレグマンは「アレックス・コーラ監督が望むのであれば、二塁を守ることも厭わない」と柔軟な姿勢を示した。「僕の役割はチームの手助けをすること。監督に言われた場所をどこでも守るよ」と二塁へのコンバートにも前向きだ。
レッドソックスは今のところ、デバースがどのポジションを守るかについて明言を避けている。守備面に不安を抱えてるデバースをDHに回し、名手ブレグマンを三塁に据えるという選択肢も検討されているようだが、デバースにも「レッドソックスの正三塁手」としてのプライドがある。ブレグマンの発言も含めて考えると、二塁ブレグマン、三塁デバースという布陣が現実的な選択肢であるように見える。
若き正一塁手のトリストン・カサスは「三塁はラファエル・デバースのポジションだと思っている」と主砲をサポート。「彼は三塁手だ。長い期間、三塁の守備をこなしてきた。毎年上達していると思う。今後どうなるかわからないけど、彼は三塁に残るべきだ」と主砲の三塁残留を支持した。ブレグマンについては「彼は身体能力が高いし、コンバートにも上手く対処できると思うから、二塁を守るべきだと思う」と語り、「トレバー・ストーリーは素晴らしい遊撃手だ」とも付け加えた。
有望株クリスチャン・キャンベルのメジャーデビューが目前に迫っていることも状況を複雑にしているが、カサスは「有望株たちはマイナーでシーズンを開幕すべき」との考えだ。「全員が揃ったときにどうなるかを考える必要はあるし、有望株たちの昇格が早ければ早いほうがいいのは間違いない。でも、現時点では(有望株抜きでも)素晴らしいロースターが揃っている」と有望株の昇格を焦る必要はないとの見解を示した。