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ヤンキースがアーロン・ブーン監督との2年の契約延長を発表

2025.2.21 10:26 Friday

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督は今季が就任8年目のシーズンとなるが、日本時間2月21日に2年間の契約延長が発表され、2027年シーズンまでヤンキースの指揮を執ることが決まった。昨季終了後にヤンキースが球団オプションを行使したため、監督8年目を迎えることは決定してたが、ヤンキースの監督を10年間務めることがほぼ確実に。ブーン監督は「ほかに行きたいチームはないし、ほかのチームで監督をやりたいとも思わない」とヤンキースへの強い愛着を語った。

 契約延長が発表されたことを受け、ブーン監督は「ようやく決着がついてホッとしたよ」とコメント。「ニューヨークで監督を務めること、熱狂的なニューヨーク・ヤンキースのファンの前で監督を務めること、それが私が望んでいたゴールだった」と語り、契約延長を喜んだ。ヤンキースとの契約延長交渉は数週間前にスタートし、「共通の考えを持っていると感じた」とスムーズに契約合意まで持っていけると考えていたようだ。

 ブーン監督は就任からの7年間で603勝429敗(勝率.584)を記録。2023年以外はポストシーズンに進出し、昨季はリーグ優勝を成し遂げた。ヤンキースの監督として通算603勝はビリー・マーティンを抜き、球団歴代7位に浮上している。ブーン監督に課せられる次の仕事は、2009年以来となる球団史上28度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げることだ。

 主砲かつ主将のアーロン・ジャッジもブーン監督の契約延長を歓迎。「契約延長は素晴らしいこと。彼は毎年のようにチームをシーズン勝ち越しに導き、2023年を除いて毎年ポストシーズン進出、昨季はワールドシリーズまで連れていってくれた。選手として、僕たちのことをよく知ってくれている頼もしいリーダーがいるのはとてもありがたい。選手と監督の関係も良好だ。ワールドシリーズ進出を昨季の1回だけで終わらせないようにしていきたいね」とブーン監督への信頼を口にした。

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