メッツ・ソトが背番号22のお礼に1380万円のシボレーを贈呈
2025.2.21 12:52 Friday
メッツと大型契約を結んだフアン・ソトは若手のブレット・ベイティから背番号を譲ってもらい、メッツでも「22」を着用することになった。ソトはそのお礼としてベイティに何かをプレゼントしたいと考え、ベイティのことをよく知る「情報源」に相談。その「情報源」が誰であるかは明言しなかったが、ベイティが広々とした黒一色のSUVを欲しがっていることを突き止めた。そして、背番号のお礼としてベイティに9万2000ドル(約1380万円)のシボレー・タホを贈呈した。
ソトからのプレゼントについて、ベイティは何も聞かされていなかったという。球団スタッフに連れられて選手用の駐車場に向かったベイティは新品のシボレー・タホを発見。ボンネットには大きな赤いリボンがつけられ、車体の後ろには「背番号22をありがとう」というメッセージが記されていた。
ベイティは「背番号はただの番号に過ぎない」とソトに背番号を譲ることを快諾。その一方で、高校時代から同じ車に乗り続けていることを毎年マーク・ビエントスに馬鹿にされていたため、新しい車が欲しいと思っていた。ソトは「情報源」を通じてその情報を入手し、ベイティに車をプレゼントすることを決めた。
ソトは「背番号を譲ることを嫌がる選手もいる。でも、彼は文句も言わずに背番号を譲ってくれた。僕のためにしてくれた行為に感謝し、彼が喜んでくれるものをプレゼントすることにしたんだ」とコメント。ベイティは「毎年スプリング・トレーニングに来るたびに、今年こそ新しい車を買うんだと思っていたんだ」と思わぬ形で新しい車を入手できたことに大喜びだった。
なお、ベイティは背番号を「22」から「7」に変更。これは子供のころの憧れだったホセ・レイエス、ジョー・マウアーと同じ背番号だ。これまで乗り続けてきた車には愛着があり、手放すつもりはないそうだが、「もちろん新しいほうに乗るよ」と嬉しそうに話していた。