English Español 韓国語

カブスがドジャース相手に快勝 鈴木誠也は守備で見せ場作る

2025.2.22 09:19 Saturday

オープン戦【ドジャース3-7カブス】@スローン・パーク

 MLBでは昨日からオープン戦が開幕。今日もドジャースとカブスとの間でオープン戦が行われ、カブスの鈴木誠也が実戦デビューを飾った。試合はカブスが序盤に5点を先制し、6回にも追加点を挙げるなど大量得点。投げても、先発ローテを争う若手左腕ジョーダン・ウィックスが2回零封の好投を見せ、7対3で勝利した。なお、カブスの今永昇太、ドジャースの大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸の出場機会はなかった。

 今季初のオープン戦となった鈴木は、「3番・右翼」でスタメン出場し、3打数無安打だった。第1打席はドジャース先発トニー・ゴンソリンの前に空振り三振。第2・3打席はライトフライに倒れた。一方、守備では見せ場を作った。2回一死満塁の状況で、右翼の鈴木がテキサスヒットを処理し、それを落ち着いてバックホーム。正確な送球で三塁走者を封殺した。今季からフルタイムのDHが予定される鈴木だが、守備面でアピールした。

 カブスは正捕手と目されるミゲル・アマヤが2ラン本塁打を含む2打数2安打、ルール5ドラフトで加入のゲージ・ワークマンが2打数1安打、有望株のケビン・アルカンタラが2打数2安打の活躍。アピールが必要な若手が揃って奮起した。

 一方、ドジャースの投手陣は7失点を喫した。先発5番手を争うゴンソリンこそ1回無失点2奪三振の好投を見せたが、開幕ロースター入りを狙う若手のランドン・ナックとベン・カスパリアスは揃って1失点。そしてマイナー契約で加入した38歳のベテラン、ルイス・ガルシアが1回3失点と幸先の悪いスタートを切った。


spotvnow