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パドレス・松井が初登板 被弾で1回1失点 パドレスは快勝

2025.2.23 08:33 Sunday

オープン戦【アスレチックス3-10パドレス】@ピオリア・スタジアム

 スプリング・トレーニング2戦目を迎えたパドレスは、アスレチックスに対して10対3で快勝。パドレスの松井裕樹は、5番手として6回に登場し、今季のスプリング・トレーニング初登板を飾った。松井は1本塁打を浴びたものの、1回を1失点で凌いだ。なお、パドレスのダルビッシュ有の出場機会はなかった。

 試合はアスレチックス先発のJT・ギンに対し、2回からパドレス打線が爆発。4連打でまず1対1の同点に追いつくと、1番ルイス・アライズや3番ジャクソン・メリルらがタイムリーを放ち、5得点を挙げた。その後、パドレスは5回にも集中打で4点を奪い、試合を決定付けた。

 松井は大量リードの6回に登場した。しかし、先頭の1番ローレンス・バトラーに飛距離約129メートルの特大弾を献上。契約延長の噂も出ているアスレチックスのライジングスターに会心の一発を浴びた。その後はショートフライ、センターフライ、ファーストゴロに後続を抑えて切り抜けたが、今春初の登板は無傷とはいかなかった。

 パドレスは昨季の首位打者アライズが2打数2安打をマークして好発進したほか、マイナー契約組のユリ・グリエル、オスカー・ゴンザレスがそれぞれ1安打と2安打を放った。メジャーでの実績もあるグリエル、ゴンザレスのアピールが続けば、選手層が薄いパドレスには朗報だろう。

 一方のアスレチックスは、先発ローテを争うギンが乱調。開幕ブルペン候補に挙がる救援投手の多くも、ピリッとしない出来だった。一方、先発ローテ争いに加わる3番手のブレイディ・バッソが、2回2奪三振無失点と完璧な投球を披露したのは好材料だった。


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