マリナーズ・藤浪が初登板 1回2Kでメジャー昇格へ好発進
2025.2.24 12:18 Monday
オープン戦【ダイヤモンドバックス5-11マリナーズ】@ピオリア・スタジアム
日本時間2月24日、マリナーズにマイナー契約で加入した藤浪晋太郎がスプリング・トレーニング初登板を飾った。藤浪は1回を2奪三振1四球に抑え、開幕ロースター入りへ向けてアピールに成功。試合もマリナーズが11対5で大勝している。
藤浪は、先頭のグレイ・ケッシンジャーを91.3マイル(146.9キロ)のスプリッターで空振り三振、続くガブリエル・モレノを90.9マイル(146.2キロ)のスプリッターでセンターライナー、続くアレック・トーマスには四球を与えたが、最後は87.3マイル(140.4キロ)のカッターでランドール・グリチックを空振り三振に打ち取った。全員がメジャー経験があり、主力級も多い4人の打者に対し、支配的な投球を見せた。
マイナー契約からメジャー昇格を目指す藤浪には、スプリング・トレーニングでのアピールは欠かせない。マリナーズは40人枠内に13人のリリーフ投手がおり、藤浪含めて13人のリリーフ投手がマイナー契約でスプリング・トレーニングに招待されている。40人枠外の藤浪は、スプリング・トレーニングで活躍してまずは40人枠を勝ち取る必要がある。球界でも上位クラスのブルペンを誇るマリナーズだけあってライバルは多いが、スプリング・トレーニングでアピールできれば、マリナーズ以外の球団からトレードなどで40人枠内に迎え入れられるチャンスも出てくる。