タイガースがチェイフィンとマイナー契約 半年ぶりの復帰に
2025.2.25 10:44 Tuesday
日本時間2月25日、タイガースは救援左腕アンドリュー・チェイフィンとマイナー契約を結んだことを発表した。チェイフィンは半年ぶりのタイガース復帰。2022年にもタイガースでプレーしており、タイガースに所属するのは今回が3度目ということになる。タイガースは先発右腕ジャック・フラハティに続いて、昨夏のトレード・デッドラインで放出した選手を呼び戻すことになった。
現在34歳のチェイフィンはメジャー通算601登板の実績を誇るベテラン左腕。ダイヤモンドバックスでメジャーデビューした2014年に3試合に先発したが、2015年以降の598試合はすべてリリーフで登板している。短縮シーズンの2020年を除き、2017年以降は毎年60試合以上に登板しており、タイガースとレンジャーズでプレーした昨季も62試合に登板。合計56回1/3を投げ、4勝3敗1セーブ、13ホールド、防御率3.51、70奪三振をマークした。
チェイフィンはオハイオ州出身で、そこに牧場を所有しており、オハイオ州に近いデトロイトを本拠地とするタイガースでプレーすることを常に好んでいる。休日には地元に帰ることもできるからだ。今回、なかなか契約が決まらないなかでタイガースとのマイナー契約を選んだのは、そうした地理的条件も影響しているのかもしれない。
チェイフィンはロースター40人枠外の招待選手としてスプリング・トレーニングに合流し、今後は開幕ロースター入りを目指してアピールしていくことになる。タイガースは昨季の後半戦に活躍したブラント・ハーター、ブレナン・ハニフィー、ショーン・ガンサーといった投手たちがまだマイナー・オプションを残しているため、チェイフィンが順調にスプリング・トレーニングを過ごすことができれば、開幕ロースター入りの可能性は高いとみられる。タイラー・ホルトンとともに、貴重な左腕としてブルペンを支えていくことになりそうだ。