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メッツに故障者が続出 開幕投手候補の左腕マナイアも離脱へ

2025.2.25 11:51 Tuesday

 フアン・ソトらを獲得し、充実の戦力を揃えたメッツだが、早くも故障者が続出している。新戦力の右腕フランキー・モンタスが右広背筋を痛めて6~8週間のノースロー調整を強いられているのに続き、日本時間2月24日のオープン戦では同じく新戦力の内野手ニック・マドリガルが守備の際に左肩を負傷。MRI検査の結果、骨折が判明し、長期離脱が確実となった。さらに、開幕投手候補の左腕ショーン・マナイアも右わき腹を痛めており、開幕に間に合わない見込みだ。

 今季は千賀滉大のコンディションを万全に整えるため、6人制ローテーションを採用する予定のメッツ。当初はマナイア、千賀、モンタス、デービッド・ピーターソン、クレイ・ホームズが最初の5枠を埋め、残り1枠をポール・ブラックバーン、タイラー・メギル、グリフィン・キャニングらが競争する予定だったが、ローテ当確だった5人のうち2人が故障するという事態となった。

 しかし、多少の故障者が発生するのは織り込み済み。マナイアは開幕には間に合わないものの、4月後半には復帰できる見込みであり、カルロス・メンドーサ監督も「それほど心配していない」と語った。「選手層のことは常に(球団内で)話してきた。誰かがいなくなれば、別の誰かがチャンスを得るだけだ」と選手層に自信を示している。

 マドリガルの離脱で内野手の層も少し薄くなったが、ロースターの柔軟性を確保し、若手にチャンスを与えるという方針に変わりはない。マドリガル以外にもブレット・ベイティ、ルイスアンヘル・アクーニャ、ジャレッド・ヤングなど、控え内野手として開幕ロースター入りを目指す選手は多く、ベテラン内野手のホセ・イグレシアスと再契約を結ばないという方針は今も変わっていないようだ。メンドーサ監督は「マドリガルは長期離脱することになると思うが、我々は十分な戦力を有していると感じている」と先発投手陣同様、野手の選手層にも自信を持っている。

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