Wソックスの有望株ティールがドジャース・佐々木から本塁打
2025.2.26 08:29 Wednesday
日本時間2月26日、佐々木朗希(ドジャース)はホワイトソックスのマイナー選手を相手に実戦形式の登板を行った。先頭打者は有望株カイル・ティールだったが、2球目を捉えられ、右翼への本塁打。その後、佐々木は3イニングに相当する打者と対戦し、被安打2、失点1という投球内容で、奪った三振は1つだけだった。
佐々木から本塁打を放ったホワイトソックスのティールは今オフ、左腕ギャレット・クローシェとのトレードでレッドソックスから移籍してきた有望株であり、「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングでは全体32位にランクインしている。球界を代表する有望株同士の対戦だったというわけだ。
ホワイトソックスの育成本部長を務めるポール・ヤニッシュは「今日、佐々木やその他の投手たちと対戦できたことは、選手たちにとってエキサイティングなことだったと思う」とコメント。「佐々木の初登板に関わることができたのは、素晴らしいことだ。今季、彼ら(佐々木とティール)がメジャーで対戦する機会があることを期待しているよ」と自軍の有望株ティールへの期待を口にした。
ドジャースのマーク・プライアー投手コーチは、佐々木の調整プランについて言及。「まず最初にやるべきことは、昨年我々が山本由伸に対して行ったことと同じだ。つまり、アメリカの野球や練習、ミーティング、その他いろいろなことに慣れてもらう必要がある。最初の数週間はお互いをよく知って、そこから前進していけばいい。彼が取り組みたいと思っていることもあるから、それも進めていく」と語った。
佐々木はスプリング・トレーニングの調整が順調に進めば、東京シリーズの第2戦で先発し、メジャーデビューを飾る予定。なお、東京シリーズの第1戦、すなわちシーズン開幕戦には山本の先発が内定している。