English Español 韓国語

オリオールズ・菅野がオープン戦初登板 2回を2安打無失点

2025.2.27 08:58 Thursday

オープン戦【オリオールズ3-7パイレーツ】@LECOMパーク

 日本時間2月27日、オリオールズの菅野智之がパイレーツ戦でオープン戦初登板。初回を打者3人で終わらせると、2回裏は二死からピンチを招いたものの、8番打者のダリック・ホールを落ち着いて内野ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。2回2安打無失点と上々のデビューを飾り、ブランドン・ハイド監督も満足げ。試合は中盤以降にオリオールズ投手陣が崩れ、7対3でパイレーツの勝利となった。

 菅野は初回先頭のトミー・ファムに内野安打を許したが、強打者ブライアン・レイノルズをセカンドゴロ併殺打、元MVPのアンドリュー・マカッチェンをショートゴロに抑えて無失点。2回裏は二死からヒットと四球で1・2塁のピンチを招いたものの、ホールをセカンドゴロに打ち取り、2回28球を投げて被安打2、奪三振0、与四球1、失点0という内容でオープン戦初登板を終えた。

 5回表にリバン・ソトのタイムリー二塁打で先制したオリオールズだったが、直後の5回裏に2失点。6回表にディラン・カールソンのタイムリーで追いつくも6回裏にマット・ゴースキーの2ラン本塁打で勝ち越され、その後も追加点を奪われて3対7で敗れた。

 試合後、菅野は「緊張したか」を尋ねられ、英語で「ノー」と即答。多彩な球種を駆使し、35歳のベテランらしい落ち着いた投球を披露した。ハイド監督は「たくさんのストライクを投げていた。本当にいいボールを持っていると思う。速球のコマンドは素晴らしかったし、見事なスプリッターも投げていた」とコメント。「複数の球種を狙ったところに投げられる。見ていて本当に楽しいね」と新戦力右腕のピッチングを称賛した。


spotvnow