パイレーツ・スキーンズがオープン戦初登板 3回で4奪三振
2025.3.2 10:42 Sunday
オープン戦【パイレーツ5-2オリオールズ】@エド・スミス・スタジアム
日本時間3月2日、パイレーツはオリオールズとのオープン戦に5対2で勝利。4回表に2本のアーチで逆転し、同点で迎えた9回表にも2本のアーチで3点を勝ち越すなど、鮮やかな一発攻勢で試合を制した。なお、この試合では昨季ナ・リーグ新人王のポール・スキーンズが今春のオープン戦初登板。3イニングを投げ、被安打4、奪三振4、与四球1、失点1という内容だった。
スキーンズは立ち上がりに一死1・2塁のピンチを迎え、ライアン・マウントキャッスルをピッチャーゴロに仕留めたものの、併殺を狙った二塁ニック・ソラックの送球にミスが出て、先制点を献上。しかし、2回裏は1安打を浴びながらも無失点、3回裏はピンチを招きながらも無失点に抑え、予定された3イニングをしっかり投げ抜いた。
すると、パイレーツ打線は4回表先頭のオニール・クルーズがソロ本塁打を放ち、1対1の同点に。二死後、ソラックにもソロ本塁打が飛び出し、2対1とリードを奪った。4回裏にルイス・バスケスのタイムリー二塁打で追いつかれたものの、9回表にコナー・グリフィンのソロ本塁打とエンマニュエル・バルデスの2ラン本塁打で3点を勝ち越し。5対2でオリオールズを破った。
予定されていた初登板が雨天中止となり、ようやく今季初登板となったスキーンズは「なかなか良かったと思う。完璧ではなかったけど、新しい球種も試すことができた」とコメント。カッターと2シームをレパートリーに加え、さらなる進化を遂げようとしている剛腕はメジャー2年目の今季、どんな活躍を見せてくれるだろうか。