ドジャースがエンゼルスに逆転勝ち　大谷ら日本人は出場せず

2025.3.6 09:55 Thursday

オープン戦【ドジャース５－３エンゼルス】＠テンピ・ディアブロ・スタジアム

　日本時間３月６日、ドジャースはエンゼルスとのオープン戦に５対３で勝利。１点ビハインドで迎えた６回表にキケ・ヘルナンデスの２点タイムリー二塁打などで３点を奪い、逆転で試合を制した。ドジャースは主力選手のほとんどが欠場し、控え選手が中心のメンバー構成。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人トリオは出場せず、エンゼルスの菊池雄星も登板機会はなかった。

　ドジャースは先発のランドン・ナックが初回にミッキー・モニアックの先頭打者アーチとマイク・トラウトのソロ本塁打で２失点。２回表に１点を返してもらったものの、２回裏にはティム・アンダーソンのヒットと盗塁でピンチを招き、ケビン・ニューマンにタイムリーを浴びて３点目を失った。

　しかし、ドジャースの２番手以降の投手陣は合計７回１安打無失点の好投を見せ、ドジャース打線も反撃を開始。５回表にエディ・ロサリオのソロ本塁打で１点差に詰め寄ると、６回表にはミゲル・ロハスのヒットから一死１・３塁のチャンスを作り、ヘルナンデスの２点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

　さらに一死１・３塁とチャンスは続き、ロサリオの内野ゴロが相手のミスを誘って１点を追加。そのまま逃げ切り、５対３で勝利した。トラウトの一発などでリードしたエンゼルスだったが、５番手のチェイス・シルセスが２回1/3を投げて４安打３失点と誤算。逆転を許した６回表は２つのエラーが失点につながった。