レイズ・ミードが4安打の活躍 オープン戦打率.778と絶好調
2025.3.7 09:51 Friday
オープン戦【レイズ5-4フィリーズ】@ベイケア・ボールパーク
日本時間3月7日、レイズはフィリーズとのオープン戦に5対4で逆転勝利。3点ビハインドの9回表に4点を奪って逆転に成功し、ジョニー・デルーカが選んだ押し出し四球が決勝点となった。オープン戦2度目の先発となったレイズのシェーン・マクラナハンは3回途中までに4つの三振を奪い、1安打無失点の好投。フィリーズは9回表に守備のミスが出て、投手陣も踏ん張れなかった。
試合の主導権を握ったのはフィリーズだった。4回表二死満塁のピンチを切り抜けると、4回裏にニック・カステヤノスとマックス・ケプラーの連続アーチで2点を先制。6回裏にJ・T・リアルミュートのタイムリーでリードを広げ、8回表にブロック・ジョーンズのソロ本塁打で1点を返されたものの、8回裏に押し出し四球で追加点を奪い、4対1とリードした。
しかし、9回表にレイズが反撃。先頭のトレイ・モーガンが四球を選んで出塁すると、エラーや暴投もあって1点を返し、ジョーンズが2打席連発となる同点2ラン。そこからさらに二死満塁のチャンスを作り、デルーカが押し出し四球を選んで、これが決勝点となった。
なお、この試合では「4番・二塁」でフル出場したレイズのカーティス・ミードが4打数4安打1四球の大活躍。オープン戦7試合目の出場で5度目のマルチ安打を記録するなど、打撃好調を維持しており、ここまで18打数14安打、打率.778、OPS1.810と凄まじい成績を残している。伸び悩みが続く元有望株だが、いよいよ本格開花のシーズンを迎えるかもしれない。