パドレス劇的サヨナラ勝ち 松井はリード守れずリリーフ失敗
2025.3.12 09:11 Wednesday
オープン戦【ホワイトソックス5-7xパドレス】@ピオリア・スタジアム
日本時間3月12日、パドレスはホワイトソックスとのオープン戦に7対5でサヨナラ勝ち。5対5の9回裏にギャビン・シーツの2ラン本塁打が飛び出し、劇的な勝利を収めた。パドレスの松井裕樹は1点リードの7回表に5番手として登板したが、同点タイムリーを浴びてリリーフ失敗。1回25球を投げ、被安打2、奪三振1、与四球1、失点1という内容だった。
ジョナサン・キャノン(ホワイトソックス)とディラン・シース(パドレス)の両先発で始まった一戦は、2回表にホワイトソックスが一挙4点を先制。パドレスは2回裏に2点を返すと、3回裏にジャクソン・メリルのソロ本塁打などで4対4の同点とし、5回裏にはシーツのソロ本塁打で勝ち越しに成功した。
しかし、7回表に登板した松井が一死からコリー・ジョークスに二塁打を浴びてピンチを招くと、続くブライアン・ラモスにタイムリーを許して5対5の同点に。松井はその後、ジェイコブ・ゴンザレスに四球を与えたが、後続を抑え、なんとか1失点だけで切り抜けた。
試合は5対5の同点のまま最終回を迎え、パドレスは9回裏先頭のオスカー・ゴンザレスが四球を選んで出塁。すると、次打者シーツがこの試合2本目の一発となる2ラン本塁打を右中間に叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちとなった。途中出場のシーツは3打数3安打3打点の大活躍。オープン戦はここまで5本塁打、OPS1.051と開幕ロースター入りに向けて猛アピールを見せている。