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キム・ヘソンは開幕マイナーが正式に決定 先発5番手はメイ

2025.3.12 09:45 Wednesday

 日本時間3月12日、ドジャースはキム・ヘソンとボビー・ミラーのマイナー降格を正式に発表した。3年契約で加入し、正二塁手候補として期待されていたキムだが、オープン戦はここまで15試合に出場して打率.207、OPS.613と結果を残せておらず、東京シリーズの来日メンバーから漏れることに。また、先発5番手争いについては、トニー・ゴンソリンがウエート中に背中を痛めたため、ダスティン・メイが開幕ローテーションの一員に名を連ねることが決まった。

 ドジャースは今オフ、韓国球界からポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指していたキムを3年契約で獲得。順調にスプリング・トレーニングを過ごすことができれば、二塁のレギュラーとして開幕を迎える見込みだったが、キムはここまで苦戦が続いており、デーブ・ロバーツ監督はマイナーでシーズン開幕を迎えさせることを決断した。東京シリーズで対戦するカブスは第1戦で今永昇太、第2戦でジャスティン・スティールと左腕が先発予定のため、左打者のキムよりも右打者のアンディ・パヘスらをロースターに入れておきたいという思惑もあったとみられる。

 また、山本由伸、佐々木朗希、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウに次ぐ先発5番手争いは、ゴンソリンの故障という形で決着がつくことに。昨季全休からの復活を目指すメイは、ここまでオープン戦3試合に先発して1勝0敗、防御率5.40と好調だったわけではないが、開幕ローテーション入りを果たすことになった。なお、メイは東京シリーズには帯同せず、アリゾナに残って調整を続ける予定となっている。

 なお、ドジャースは招待選手のジオバニー・ガイエゴス、ドルトン・ラッシング、デービッド・ボーティ、マイケル・チェイビス、エディ・ロサリオにもマイナー行きを通達した。ボーティはここまでオープン戦14試合に出場して打率.400、2本塁打、OPS1.171の好成績を残していたが、東京シリーズのメンバー入りを果たすことはできず。今後はドジャースとの契約を破棄し、他球団での出場機会を模索する可能性もありそうだ。

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