最も過小評価されている選手は誰？　ホセ・ラミレスが１位に

2025.3.13 13:11 Thursday

　米公式サイト「MLB.com」ではスプリング・トレーニング期間中に各球団の番記者が選手アンケートを実施している。シーズン開幕に向けて、その集計結果が順番に公開されており、日本時間３月12日のテーマは「最も過小評価されている選手」。匿名を条件に100人以上の選手が回答し、１位ホセ・ラミレス（ガーディアンズ）、２位ローレンス・バトラー（アスレチックス）、３位クリスチャン・ウォーカー（アストロズ）という結果になった。

　ラミレスは昨年のアンケートでもヤンディ・ディアス（レイズ）と並んでトップだったが、今年は単独１位に選ばれた。昨季は39二塁打・39本塁打・41盗塁をマーク。球界トップクラスの好選手だが、なぜか注目度が低い。今回の選手アンケートでは２位に５倍近い差をつけ、ダントツの支持を得た。あるア・リーグの先発投手は「彼はアウトにするのが本当に大変な打者だ。比較的静かな性格で、スモールマーケットでプレーしているから、実力に見合うほど注目されていないように思う」とコメント。別のア・リーグの先発投手は「過小評価されているというより、本当に話題にならない。昨季の活躍は本当に素晴らしかったが、誰の話題にしていなかった」と語っている。

　２位のバトラーについては、あるナ・リーグの外野手が「彼は見過ごされていると思う。昨季は実力を発揮し、本当にいい活躍をしていた」とコメント。３位のウォーカーについては、あるナ・リーグの救援投手が「守備が抜群に上手い。遅咲きの選手だから、残してきた成績のわりに注目されなかったと思う。間違いなく過小評価されている選手の１人だ」と語っている。

　４位にはジャレン・デュラン（レッドソックス）、５位にはカイル・タッカー（カブス）が選出。このほか、ブレント・ルーカー（アスレチックス）、ケテル・マルテ（ダイヤモンドバックス）、カル・ローリー（マリナーズ）といった選手たちも複数の票を獲得している。