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守備が最も上手い選手 ヒメネスとリンドーアが同率トップに

2025.3.14 19:32 Friday

 米公式サイト「MLB.com」ではスプリング・トレーニング期間中に各球団の番記者が選手アンケートを実施している。シーズン開幕に向けて、その集計結果が順番に公開されており、日本時間3月14日のテーマは「守備が最も上手い選手」。匿名を条件に100人以上の選手が回答し、アンドレス・ヒメネス(ブルージェイズ)とフランシスコ・リンドーア(メッツ)が同率で1位に選ばれた。

 ヒメネスは昨季まで3年連続でゴールドグラブ賞に輝いている好守の二塁手。メッツのトップ・プロスペクトとして期待されていたが、2021年1月にリンドーアとのトレードでガーディアンズ(当時インディアンス)に移籍した。そして今オフ、再びトレードされ、ブルージェイズに加入している。あるア・リーグの二塁手は「彼と同地区じゃなくなったから、今季クリーブランドと対戦するときにはヒットが増えると思う」とコメント。あるナ・リーグの先発投手は「彼は内野のどのポジションでも一流になれると思う。彼が二塁手だから意外と注目されていないんだ(=遊撃手ならもっと注目されていただろう)」と話している。

 リンドーアは毎年安定した守備力を発揮している遊撃手。2016年と2019年にゴールドグラブ賞を受賞し、スタットキャストがOAAの算出を開始した2016年以降、OAA+137という素晴らしい数字を残している。昨季はゴールドグラブ賞のファイナリストに残れなかったが、選手からの高い評価は変わっていない。あるナ・リーグの一塁手は「彼は素晴らしい遊撃手だ。ほかの選手が捕れないような打球を捕る」と絶賛している。

 3位はボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)、4位はマット・チャップマン(ジャイアンツ)、5位はパトリック・ベイリー(ジャイアンツ)と昨季ゴールドグラブ賞に輝いた名手がランクイン。ほかにはノーラン・アレナド(カージナルス)、クリスチャン・ウォーカー(アストロズ)、ドールトン・バーショ(ブルージェイズ)らにも票が入った。

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