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ドジャースが巨人に勝利 大谷の2ラン含む3HR飛び出す 

2025.3.15 21:21 Saturday

エキシビジョン【ドジャース5-1巨人】@東京ドーム

 日本時間3月15日、日本開幕戦に向け、ロサンゼルス・ドジャースと巨人によるエキシビジョンマッチが行われた。ドジャースは3回、巨人先発の戸郷翔征を捉え、大谷翔平の2ラン本塁打を含む3本塁打を浴びせて5点を先制。守ってもドジャースはブルペンデーを採用し、8投手の継投で巨人打線を抑え、5対1で勝利した。

 巨人は先発を日本代表右腕の戸郷翔征に託し、対するドジャースは予定通りブルペンデーを行い、オープナーを若手左腕ジャスティン・ロブレスキーに任せた。序盤は戸郷、ロブレスキー共に完璧な立ち上がりを見せ、2回まで両軍とも6人ずつで攻撃は終了。しかし、3回の先頭、ドジャースの7番マイケル・コンフォートが甘めの4シームを捉え、ライトに先制ソロを叩き込んだ。その後も死球で出た走者を9番アンディ・パヘスがタイムリー二塁打で還して2得点目が入った。

 そして続く無死二塁で、打席には2巡目を迎えた大谷翔平。大谷は初球の甘く入ったカーブを完璧に捉え、打球は美しい放物線を描いて2ラン本塁打となった。打球初速は105マイル(約169キロ)、ローンチアングルは32度と綺麗な弾道を描き、飛距離391フィート(約119メートル)の中段に飛び込む一発だった。さらにドジャースはその回、4番のテオスカー・ヘルナンデスにもソロ本塁打が生まれ、一挙に5点のリードを奪った。

 ドジャースの継投は、6回に吉川尚輝にタイムリーを許して1点を失ったが、それ以外は完璧な出来。新加入のタナー・スコット、ブレイク・トライネンら「勝利の方程式」を担うと見られているリリーバーが続々と登場し、リードを守り抜いた。

 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席は四球、第2打席は2ラン本塁打、第3打席はセカンドゴロという内容で、第3打席限りで退いた。


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