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阪神が連日の完封勝利 才木がドジャース打線圧倒 大谷にリベンジも

2025.3.16 14:35 Sunday

エキシビジョン【ドジャース0-3阪神】@東京ドーム

 日本時間3月16日、日本開幕戦に向け、ロサンゼルス・ドジャースと阪神タイガースによるエキシビジョンマッチが行われた。阪神の先発・才木浩人は5回1安打7三振の快投を見せ、ドジャース打線を零封。さらに大砲・佐藤輝明がサイ・ヤング賞2度の好左腕ブレイク・スネルから先制の3ランを叩き込み、決勝点をもたらした。大谷は才木の前に2打席凡退に終わり、連日の快音とはならなかった。

 試合は、阪神の先発がエースの才木浩人、そしてドジャースの先発もサイ・ヤング賞2度のブレイク・スネルと好投手同士のマッチアップでスタート。3回までは才木、スネル共に1本の安打も許さない好投を見せた。特に才木は初回、2023年のWBC壮行試合で特大の一発を浴びた大谷翔平に対し、第1打席は空振り三振、第2打席はライトフライと仕事をさせず。見事にリベンジを果たした。

 しかし、均衡を破り、4回裏に阪神打線がスネルを捉える。先頭の1番近本光司が四球で出塁すると、2番中野拓夢がカーブに合わせて無死1・3塁のチャンスを演出。そして、3番佐藤輝明が追い込まれてからスネルの高目の速球を叩き、ライトスタンドへ先制の3ラン本塁打を放った。

 3点のリードを得た才木は5回まで投げ抜き、わずか1安打1四球で、7三振を奪う快投を披露。才木は縦変化量豊富な4シームで6つ、得意のフォークで9つ、カーブでも1つの空振りを奪い、強力ドジャース打線を寄せ付けなかった。さらに阪神はハビー・ゲラ、岡留英貴、桐敷拓馬、石井大智と繋ぎ、前日のカブス戦に続いて完封勝利。一方のドジャースはスネルから2番手タイラー・グラスナウに繋げる豪華なタンデム継投を見せたが、佐藤に許した3ランが仇となった。試合は9回表で決着したが、調整のため9回裏まで続行された。

 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席は才木得意のフォークに空振り三振、第2打席はライトフライと抑えられ、今回の勝負は才木に軍配が上がった。大谷は2打席限りで退いている。


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