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球界最高の選手は誰? 大谷翔平が選手間アンケートで選出

2025.3.17 07:00 Monday

 米公式サイト「MLB.com」ではスプリング・トレーニング期間中に各球団の番記者が選手アンケートを実施している。シーズン開幕に向けて、その集計結果が順番に公開されており、日本時間3月16日のテーマは「球界最高の選手は誰?」。匿名を条件に100人以上の選手が回答し、ドジャースの大谷翔平が選ばれた。

 大谷翔平は昨季、史上初の「50-50」となる54本塁打・59盗塁を積み重ね、圧巻の打撃成績で自身3度目のMVPに輝いた。あるナ・リーグの三塁手が「明白だ」と答えた通り、大谷がこの質問で得た票数はこの企画の質問の全てで最多だった。あるア・リーグの救援投手は「我々が彼を絶賛していることはわかっているし、これからもそうし続けるべきだが、本当に素晴らしいことだよ」と語り、大谷のダントツ選出をサポートした。

 2位に選ばれたのはロイヤルズのボビー・ウィットJr.だった。24歳のウィットJr.は昨季、最多安打、首位打者、遊撃のゴールドグラブとシルバースラッガーなどタイトルを多数獲得。ア・リーグMVP投票でも2位に入るなど、大ブレイクを果たした。大谷に投票した選手の多くもウィットJr.を対抗馬として挙げていた。数多いMLBのスター選手を差し置いて2位に選ばれたのは、ウィットJr.の走攻守における万能っぷりが理由だろう。あるナ・リーグの外野手は大谷に票を投じた一方で、ウィットJr.についても「腹が立つが、同時に『ああ、彼にはすごいオーラがある』とも思う」と認めている。

 3位には“大谷のライバル”と言うべき存在、ヤンキースのアーロン・ジャッジが選出。4位にはドジャースのムーキー・ベッツが入った。少々意外だったのが、5位に入ったコリー・シーガー(レンジャーズ)だった。故障離脱も多い選手だが、2度ワールドシリーズMVPに輝いた大舞台での存在感や、出場したときの圧倒的な打撃成績が勘案されたのだろう。その他にはホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)、フアン・ソト(メッツ)なども票を得ている。

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