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ドジャースが開幕2連勝 初陣の佐々木は3回1失点 大谷今季初HR

2025.3.19 21:55 Wednesday

【ドジャース6-3カブス】@東京ドーム

 日本時間3月19日、ドジャースとカブスによる東京シリーズ第2戦が行われ、ドジャースが開幕2連勝を飾った。メジャーデビュー戦となった佐々木朗希は走者を背負いながらも失点を1に抑え、3回1失点3三振の内容。ドジャース打線は佐々木をよく援護し、トミー・エドマンやキケ・ヘルナンデス、そして大谷翔平に今季初アーチが生まれた。カブスは先発ジャスティン・スティールが5失点と崩れて今季1敗目。鈴木誠也も

 ドジャースの先発はこれがデビュー戦の佐々木朗希。佐々木は初回、2番の鈴木誠也から三振を奪って三者凡退の好スタートを切る。2回も2つの四球でチャンスを背負うも、遊撃ミゲル・ロハスがショートライナーに好反応を見せ、ダブルプレーでピンチを切り抜けた。続く3回も一死からメジャー初安打を浴び、さらにそこから3連続四球で押し出しを許し、1点を失ってしまう。しかし、一死満塁から4番マイケル・ブッシュを約157キロの外角4シームで見逃し三振、5番マット・ショウを約138キロのスライダーで空振り三振に仕留め、大ピンチを脱した。佐々木は3回1失点5四球3三振でメジャーデビュー戦を終えた。

 そして、ルーキーの先発投手を援護すべく、今日はドジャース打線が序盤から奮起。2回、先頭が四球で出塁後に5番マックス・マンシーが二塁打でチャンスを拡大。無死2・3塁のチャンスから、パスボールと6番キケ・ヘルナンデスの犠牲フライで幸先よく2点を先制した。続く3回には2番トミー・エドマンがソロ本塁打。1点を返された直後の4回には一死2塁から6番キケが2ラン本塁打を放ち、カブスを突き放した。

 ドジャースはさらに5回、1番大谷翔平がカブスの2番手ネイト・ピアーソンの約159キロの剛速球を捉え、右中間に今季第1号。大谷の期待通りの千両役者の活躍に東京ドームの観客は大いに沸いた。対するカブスは4、5回に1点ずつを返すも、ドジャースブルペンを打ち崩せず。そのままドジャースがカブスに6対3で勝利した。

 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席はレフトフライ、第2打席はファーストゴロに倒れたが、第3打席は右中間への本塁打を放った。第4打席は二死2塁の局面で迎え、申告敬遠だった。9回に回った第5打席でも四球を選び、今日の大谷は3打数1安打という内容だった。

 カブスの鈴木誠也は「2番・DH」でスタメン出場。第1、2打席は佐々木と対戦し、第1打席は空振り三振で佐々木にキャリア初奪三振を献上するも、第2打席は四球を選んでチャンスを拡大した。ただ、第3打席は3点差で二死1・2塁のチャンスで迎えたが、空振り三振に倒れた。第4打席もサードゴロ、第5打席も空振り三振に終わっている。鈴木は4打数無安打に終わり、東京シリーズで快音は聞かれなかった。


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