アストロズの正左翼手はアルトゥーベ エスパーダ監督が明言
2025.3.20 10:27 Thursday
日本時間３月20日、アストロズのジョー・エスパーダ監督はチームの看板選手であるホセ・アルトゥーベを正左翼手として起用していくことを明言した。2012年以降、アルトゥーベが開幕戦で二塁を守らないのは今回が２度目。2023年のWBCで左手親指を骨折した際にはマウリシオ・デュボンが代役として二塁を守ったが、アルトゥーベが左翼にコンバートされる今季も開幕スタメンの二塁にはデュボンが入ることが予想されている。
エスパーダ監督は「現時点での私のプランは出場するほとんどの試合で彼を左翼手として起用することだ」とコメント。「故障者が発生したり、マイナーで絶好調の選手が出てきたりした場合に状況が変わる可能性もあるが、現時点では彼はほとんどの試合で左翼手としてスタメン出場することになる」と昨季まで不動の正二塁手として活躍してきたアルトゥーベを今季は正左翼手として起用するつもりであることを明言した。アルトゥーベは残りのオープン戦も基本的には左翼手として出場し、シーズン開幕に向けた最終調整を行うことになる。
残りの外野陣については、中堅ジェイク・マイヤーズ、右翼チャス・マコーミックという布陣が有力だが、オープン戦で絶好調の有望株キャム・スミスの存在がレギュラー争いを面白くしている。現在22歳のスミスは昨年のドラフト１巡目（全体14位）指名でカブスに入団した強打の三塁手で、昨年12月にカイル・タッカーとのトレードでアストロズに加入。オープン戦はここまで13試合に出場し、打率.419、４本塁打、11打点、OPS1.371と打ちまくっている。チームもスミスの早期昇格を見据えて、オープン戦の途中から右翼手としての起用を開始しており、今季開幕後の早い段階でアルトゥーベとスミスが外野の両翼を占めるという展開も考えられる。
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