ブレーブスが外野手補強 1年150万ドルでバーデューゴ獲得
2025.3.21 09:34 Friday
日本時間3月21日、ブレーブスはヤンキースからFAとなったまま売れ残っていたアレックス・バーデューゴと1年150万ドルの契約を結んだことを発表した。同時にマイナーAAA級グウィネットへの降格を発表しており、スプリング・トレーニングに参加していないバーデューゴはしばらくのあいだ、マイナーで調整を行うことになる。バーデューゴのメジャー昇格の準備が整う頃にはロナルド・アクーニャJr.の戦列復帰も近づいており、バーデューゴは基本的には外野の控えとして起用されることになりそうだ。
現在28歳のバーデューゴはトップ・プロスペクトとして期待された元有望株で、2017年にドジャースでメジャーデビュー。レッドソックスを経て、昨季はヤンキースに加入したが、149試合で打率.233、13本塁打、61打点、2盗塁、OPS.647と平凡な成績に終わった。打率3割をマークしたのは短縮シーズンの1度だけ、15本塁打以上のシーズンは1度もなく、通算OPS.742と伸び悩んでいる印象は否めない。今オフは1件もメジャー契約のオファーが届いていないことが報じられていたが、アメリカ国内でのシーズン開幕が1週間後に迫ったタイミングでようやく契約が決まった。
ブレーブスの外野陣のうち、左翼ジュリクソン・プロファーと中堅マイケル・ハリス2世はレギュラー当確。アクーニャJr.は5月上旬の復帰が予想されており、それまでのあいだはジャレッド・ケルニックとブライアン・デラクルーズが右翼で併用される見込みだ。アクーニャJr.が復帰すると、外野のレギュラー3人がガッチリと固定されるため、マイナーでの調整を経てメジャーに昇格するであろうバーデューゴはケルニックやデラクルーズと「外野4番手」の座を争うことになりそうだ。