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菊池雄星が6回途中1失点の好投 エンゼルスはサヨナラ負け

2025.3.22 09:43 Saturday

オープン戦【エンゼルス3-4xロッキーズ】@ソルトリバー・フィールズ・アット・トーキング・スティック

 日本時間3月22日、エンゼルスはロッキーズとのオープン戦に3対4で敗北。3回までに2点を先制したが、6回裏に追いつかれ、再度リードしたものの、再び同点とされ、最後は9回裏にホセ・スアレスの暴投でサヨナラ負けとなった。自身初の開幕投手を務めることが決まっているエンゼルスの菊池雄星は6回途中まで88球を投げて被安打4、奪三振5、与四球2、失点1と安定したピッチング(防御率3.00)。開幕に向けて順調な調整ぶりをアピールした。

 エンゼルスは2回表にケビン・ニューマンのタイムリー、3回表にはジョー・アデルのソロ本塁打が飛び出し、2点をリード。先発の菊池は初回を三者凡退に抑えると、2回裏一死1・2塁のピンチは併殺打で切り抜け、3回裏二死満塁の場面ではクリス・ブライアントを空振り三振に仕留めた。4回裏は先頭に二塁打を許したものの、後続3人を抑えて無失点。5回裏も無失点に抑え、6回裏の先頭打者に内野安打を許したところで降板となった。

 菊池をリリーフした2番手のベン・ジョイスが二死1・2塁とピンチを広げ、ノーラン・ジョーンズに2点タイムリー二塁打を浴びて同点に。直後の7回表に1点を勝ち越したが、7回裏に3番手のホセ・キハダがピンチを招き、ショーン・ブシャードのタイムリーで3対3の同点に追いつかれた。試合はそのまま9回裏を迎え、4番手のスアレスが一死1・3塁のピンチを招くと、低めに外れたシンカーが暴投となり、三塁走者が生還。3対4でサヨナラ負けを喫し、菊池の好投を勝利につなげることはできなかった。


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