レッドソックス20安打14失点で大敗　吉田正尚３打数１安打

2025.3.23 09:38 Sunday

オープン戦【レッドソックス２－14レイズ】＠シャーロット・スポーツ・パーク

　日本時間３月23日、レッドソックスはオープン戦で同地区のレイズと対戦し、２対14で大敗。先発のタナー・ハウクが５回途中までに10失点を喫するなど、投手陣が20安打14失点と崩壊した。レッドソックスの吉田正尚は「２番・ＤＨ」でスタメン出場して３打数１安打。なお、アレックス・コーラ監督は吉田の今後について、メキシコ遠征には帯同させず、キャンプ地でリハビリを継続させ、その後はマイナーAAA級ウースターでリハビリ出場させる方針を明らかにしている。

　レッドソックスは先発ローテーションの一角を担うハウクが大乱調。２回裏に一挙５点を失うと、３回裏に２点、４回裏に１点を追加され、５回裏無死１・２塁のピンチを招いたところで降板した。リリーフ陣も失点を重ね、終わってみれば20安打14失点の「投壊」。打線もウィルヤー・アブレイユとクリスチャン・キャンベルのソロ本塁打で２点を返しただけに終わり、５日後に迫るシーズン開幕に向けて不安を残した。

　なお、レッドソックスは日本時間３月25～26日にメキシコでの練習試合が予定されているが、吉田は帯同せず、キャンプ地に残って調整を続ける予定。コーラ監督によると、シーズン開幕後、吉田はマイナーAAA級ウースターに合流し、リハビリ出場を行う予定だという。「彼には守備に就いてもらう必要がある」とコーラ監督。今季は主砲ラファエル・デバースが三塁からＤＨに回るため、吉田は守備に就かなければ試合に出ることができない。そのため、レッドソックスは吉田の右肩の状態が万全になり、外野の守備に就くことができるようになるまで、故障者リストに登録する方針を固めている。