English Español 韓国語

ジャッジが待望のオープン戦初アーチ! チームは大逆転負け

2025.3.23 11:51 Sunday

オープン戦【フィリーズ8-7ヤンキース】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド

 日本時間3月23日、ヤンキースはフィリーズとのオープン戦に7対8で逆転負け。8回終了時点で7対0と大きくリードしていたが、9回表に登板した2人のマイナーリーガーがフィリーズ打線に打ち込まれ、まさかの大逆転負けとなった。なお、この試合ではヤンキースのアーロン・ジャッジが今春のオープン戦で初めてとなる本塁打を記録。ここまで不振に喘いでいた昨季のア・リーグMVPだが、開幕が迫るなか、ようやくエンジンがかかり始めたようだ。

 2回裏に1点を先制したヤンキースは、3回裏にジャッジがレフトへの2ラン本塁打を放ち、3対0とリード。4回裏には2本のタイムリーなどで4点を追加し、さらにリードを広げた。7対0のまま最終回を迎え、このまま快勝かと思われたが、9回表一死満塁から押し出し四球、2点タイムリー二塁打、三塁ヨービット・ビバスの悪送球、タイムリー二塁打であっという間に2点差に。そしてロバート・ムーアに3ラン本塁打を浴び、7対8と逆転を許した。9回裏は無死1・2塁のチャンスとなったが、併殺打などで好機を生かせず試合終了。まさかの敗戦となった。

 ジャッジは「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は空振り三振に倒れたものの、3回裏の第2打席で内角高めの速球をとらえてレフトへの2ラン本塁打。12試合目の出場でようやく初アーチが飛び出した。4回裏の第3打席はレフトへの犠飛で1打点。7回裏の第4打席はライトフライに倒れ、3打数1安打3打点だった。ここまでオープン戦12試合で打率.138、1本塁打、5打点、OPS.554となかなか調子が上がらないジャッジだが、昨季もオープン戦は0本塁打、OPS.629と低調だったため、それほど心配する必要はないのかもしれない。


spotvnow