ホワイトソックスの有望株右腕ソープがトミー・ジョン手術へ
2025.3.23 13:26 Sunday
日本時間３月23日、ホワイトソックスは昨年６月にメジャーデビューを果たした有望株右腕ドリュー・ソープがトミー・ジョン手術を受けることを発表した。ソープは昨年８月に右前腕屈筋を痛めて故障者リストに登録され、そのままシーズン終了。今春も右ひじの状態は思わしくなく、最終的にはキース・マイスター医師によるトミー・ジョン手術を受けることが決まった。今季を全休することが確定し、来季前半戦の戦列復帰を目指すことになりそうだ。
現在24歳のソープはヤンキース傘下で期待されていた有望株。プロデビューした2023年にはマイナーで14勝２敗、防御率2.52、182奪三振という素晴らしい成績を残した。同年オフにフアン・ソトとのトレードでパドレスへ放出されたが、３ヶ月後にはディラン・シースとのトレードでホワイトソックスに加入。昨季はマイナーＡＡ級で７勝１敗、防御率1.35と見事なピッチングを見せ、メジャーでは９試合に先発して３勝３敗、防御率5.48を記録した。
チーム再建を目指すホワイトソックスだが、ソープ以外にも若手投手に故障者が続出。ロースター40人枠に登録されている投手だけでもカイ・ブッシュ、フアン・カレラ、プレランダー・ベローアの３人がトミー・ジョン手術を受け、今季全休が決まっている。ウィル・ベナブル監督は「毎年リーグ全体で起こることだ。しかし、これはマイナーAAA級の選手層に影響を与えることになるだろう」とコメント。リハビリに１年を費やすことで若手投手の成長が遅れてしまうことも再建中のチームにとっては痛手となる。
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