English Español 韓国語

レイズ・マクラナハンは軽傷 ペピオが代役で初の開幕投手に

2025.3.24 09:58 Monday

 日本時間3月24日、レイズのケビン・キャッシュ監督は前日のオープン戦で負傷降板した左腕シェーン・マクラナハンが故障者リスト入りする予定であることを明かした。ただし、精密検査の結果、マクラナハンの左上腕三頭筋は軽傷であることが判明し、神経に多少の炎症があるだけだという。キャッシュ監督は「我々が聞く可能性があったニュースのなかでベストの情報だ」とエース左腕が軽傷で済んだことを喜んだ。なお、マクラナハンに代わる開幕投手にはメジャー4年目の右腕ライアン・ペピオが指名されている。

 現在27歳のマクラナハンはトミー・ジョン手術からの復活を目指し、今春のオープン戦でも好投。すでに開幕投手に指名されていたが、日本時間3月23日に行われたレッドソックスとのオープン戦で左上腕三頭筋の張りを訴えて降板した。キャッシュ監督は最悪の事態も想定したようだが、検査の結果、軽傷であることが判明。指揮官は「まずは患部の状態が落ち着くのを待つ。もちろん、いくらかの治療が必要になるだろう。今のところ、具体的な復帰時期はわからない」と語っているが、最悪の事態を回避することができ、長期離脱するような展開にもならない見込みだ。

 現在27歳のペピオはレイズに加入した昨季、26試合に先発して自己最多の130イニングを投げ、8勝8敗、防御率3.60、142奪三振を記録。今季も先発ローテーションの一角を担う予定だったが、マクラナハンの離脱により、幼少期からの夢であった開幕投手を務めることが決まった。「子供の頃からシーズン開幕の日は特別だった。友人の故障で得た機会だから少し複雑な気持ちだけど、チームに勝つチャンスを与えられるようにベストを尽くすよ」とペピオ。マクラナハンを欠いた状態で開幕を迎えるレイズは、ペピオ、タジ・ブラッドリー、ドリュー・ラスムッセン、シェーン・バズ、ザック・リテルの5人が先発ローテーションを形成する。


spotvnow