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「マックス・マンシー対決」が実現か 有望株が開幕メジャー

2025.3.24 10:37 Monday

 日本時間3月24日、アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は有望株マックス・マンシーを自身のオフィスに呼び、開幕ロースター入りが決まったことを通達した。「信じられなかった。予想していなかったし、マイナー降格を伝えられるのだと思っていたんだ」とマンシー。正二塁手ザック・ゲロフの故障というチーム事情があったとはいえ、2021年ドラフト1巡目(全体25位)指名でアスレチックスに入団した22歳の有望株が開幕ロースター入りの切符を手にした。

 マンシーはプロ入り4年目の昨季、故障もあってマイナーでは58試合の出場にとどまったが、限られた出場機会のなかで打率.292、10本塁打、38打点、5盗塁、OPS.903の好成績をマーク。今春のオープン戦でも23試合で打率.289、1本塁打、7打点、1盗塁、OPS.786と存在感を示し、開幕ロースター入りを勝ち取った。マイナーでは主に遊撃を守ってきたマンシーだが、今春のオープン戦では二塁や三塁で出場するケースも目立っており、ゲロフに代わる二塁手として開幕スタメンに起用される可能性もあるとみられる。

 また、アスレチックスは5月13~15日(現地時間)に敵地ドジャー・スタジアムでドジャースとの3連戦が予定されているため、マンシーが5月中旬までメジャーに残っていれば、「マックス・マンシー対決」が実現する可能性がある。昨年8月、ドジャースのマンシーがマイナーでリハビリ出場していた際に「マックス・マンシー対決」が実現して大きな話題となったが、今度はメジャーの舞台で直接対決が実現する可能性があるというわけだ。ちなみに、2人のマックス・マンシーはプロ入りがアスレチックスという点で共通しており、偶然にも誕生日が同じ(8月25日)。有望株マンシーは「彼にもう1度会えたら素晴らしいね」と対戦を心待ちにしている様子だった。


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