オリオールズ・ヘンダーソンがIL入りへ 右肋間筋を痛める
2025.3.24 11:11 Monday
日本時間3月24日、オリオールズのマイク・エライアスGMは右肋間筋を痛めているガナー・ヘンダーソンを故障者リストに登録する予定であることを明らかにした。ヘンダーソンは2月末のオープン戦で守備時に右肋間筋を負傷。それ以降はオープン戦に出場できない状況が続いている。ただし、エライアスGMは「数週間単位ではなく、数日単位で様子を見ていくことになるだろう。できるだけ早く復帰してほしいと思っている」と語っており、長期離脱するような事態にはならない見込みだ。
現在23歳のヘンダーソンは2022年にメジャーデビューし、翌2023年にア・リーグ新人王を受賞。メジャー3年目の昨季はさらに成績を伸ばし、159試合に出場して打率.281、37本塁打、92打点、21盗塁、OPS.893という素晴らしい活躍を見せた。ヘンダーソンの故障者リスト入りは日本時間3月25日から有効になるため、復帰できるのは最短で日本時間4月4日ということになる。オープン戦に出場できないなかでも打撃練習や守備練習をこなしており、まずは最短日数での戦列復帰が目標ということになりそうだ。
なお、オリオールズがどのようにヘンダーソンの穴を埋めるかは、昨年8月に左ひじの手術を受けたホルヘ・マテオの状態次第ということになる。マテオがシーズン開幕に間に合うのであれば、ヘンダーソン不在の穴にそのままマテオを入れることが可能になる。マテオが間に合わない場合は、正二塁手を務める予定のジャクソン・ホリデイが遊撃に回る可能性もありそうだ。エライアスGMは「ガナーを欠いた状態でシーズン開幕を迎えるのは、間違いなく良いことではない。短期間の離脱で済むことを願っているよ」と語った。