体調不良のベッツが回復傾向 オープン戦最終戦は出場可能か
2025.3.25 13:27 Tuesday
日本時間3月25日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は体調不良で欠場が続いているムーキー・ベッツが回復傾向にあることを明かした。ロバーツ監督によると、ベッツは久しぶりに固形物を摂取することができ、「状況が好転し始めたと思う」とのこと。「彼と話したけれど、状態はとても良いようだ。明日(日本時間3月26日のエンゼルス戦)はプレーできると思う」と語り、ベッツがオープン戦最終戦に出場する予定であることを明言した。
原因不明の体調不良により、わずか2週間のあいだに約8キロも体重が減少したベッツ。日本時間3月24日にはベッツ自身がメディア対応を行い、約2週間前から固形物を摂取すると必ず嘔吐してしまっていたこと、スムージーのような液体物しか接種できなかったことを明かした。東京シリーズで来日していた期間中もその症状は続いたが、血液検査やその他の検査でも異常は見つからなかったという。吐き気を抑えるために、新しい薬の服用も開始したようだ。しかし、ようやく固形物を摂取できたように、徐々に状態は好転している様子。もし明日の試合に出場できれば、本国開幕戦にも間に合うはずだ。
東京シリーズを欠場したフレディ・フリーマンはすでに実戦復帰を果たしている。ベッツが無事に復帰できれば、ようやく大谷翔平、ベッツ、フリーマンの「MVPトリオ」が揃うことになる。ロバーツ監督は「これまでにも素晴らしい選手を多く揃えたことはあったが、今年のロースターは最も充実していると思う」と語り、今季の自軍の戦力に大きな手応えを感じている。役者が揃った状態で難敵タリック・スクーバル(タイガース)と対戦する本国開幕戦を迎えることができるか、明日のベッツの状態が注目される。