ドジャース・大谷が投球練習再開へ 現地29日にブルペン投球
2025.3.25 13:51 Tuesday
東京シリーズを終え、大谷翔平(ドジャース)が投手としてのリハビリを再開することが決まった。日本時間3月25日、デーブ・ロバーツ監督は「大谷が土曜日(現地3月29日=日本時間3月30日)にブルペンでの投球練習を行う」と明言。大谷は日本時間2月26日を最後にブルペンでの投球練習を中断していたが、約1ヶ月ぶりにブルペンでの投球練習を行うことが決定した。投球練習を再開したあと、投手としての戦列復帰に向けた具体的なスケジュールが明らかになっていく見込みだ。
大谷は投手としてのリハビリを進めていたものの、東京シリーズが迫るなかで打者としての調整に専念するために投手としてのリハビリを一時中断。東京シリーズを終え、投球練習を再開することになった。ロバーツ監督は、基本的には投手・大谷の復帰を急がせず、シーズン後半からポストシーズンにかけて万全の状態で投げられるように調整を進めさせる方針。「できる限り慎重に、注意深く進めていきたいと考えている。レギュラーシーズン終了まで、そして10月に二刀流ができることが最も重要だ」と語った。
幸いにも、ドジャースの投手陣は非常に層が厚く、投手・大谷の復帰を急がせる必要性は全くない。大谷は万全の状態で投げられるようになるまで、じっくりとリハビリに取り組むことが可能なはずだ。ただし、DHとしてメジャーの試合に出場しながらマイナーでのリハビリ登板を行うのは現実的ではなく、実戦登板の準備が整ったあとは、チームメイトやマイナーリーガーを相手にしたライブBP(実戦形式の打撃練習)での登板がメインになっていく見込み。10月の大舞台で投げられるように、少しずつ着実にリハビリを前に進めていくことになるだろう。