エンゼルスがモニアックの解雇を発表 ニッキー・ロペス獲得
2025.3.26 10:43 Wednesday
日本時間3月26日、エンゼルスはミッキー・モニアックを解雇したことを発表した。モニアックの今季の年俸は200万ドルだが、これは年俸調停を経て決まったものであり、その場合、球団には全額を負担する義務は生じない。エンゼルスがモニアックに支払うのは契約解除金の約48万4000ドルだけとなる。米公式サイト「MLB.com」はモニアックが解雇されたことにより、「球団13位のプロスペクトであるマシュー・ルーゴの開幕ロースター入りの可能性が高まった」と報じている。
また、エンゼルスはカブスの開幕ロースターから漏れたことでFAとなっていたニッキー・ロペスとメジャー契約を結んだことを発表した。契約条件は1年85万ドルで、好守を武器とするロペスは右肩手術の影響で出遅れるザック・ネトが復帰するまでのあいだ、主に内野のバックアップを務めるとみられている。現在30歳のロペスはロイヤルズ時代の2021年に打率.300&22盗塁をマークした実績があり、昨季はホワイトソックスで124試合に出場して打率.241、1本塁打、21打点、5盗塁、OPS.606を記録した。
さらに、エンゼルスはマイナー契約の招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたティム・アンダーソンとライアン・ジョンソンのメジャー昇格を発表。これに伴い、ホセ・キハダとアンヘル・ペルドモの両左腕がDFAとなった。現在29歳のキハダは2022年に42試合に登板して12ホールドを挙げるなど、一時はブルペンの主力を担った投手だが、2023年にトミー・ジョン手術。復帰した昨季は22試合で防御率3.26を記録したが、今春のオープン戦では8試合で防御率13.50と結果を残せず、チームの構想から外れることになった。