Ｄバックスがビークスを獲得 左腕モンゴメリーはＴＪ手術へ
2025.3.26 11:17 Wednesday
日本時間３月26日、ダイヤモンドバックスが左腕ジャレン・ビークスと１年125万ドルの契約を結ぶことで合意したことが明らかになった。ビークスはアストロズとマイナー契約を結んでいたが、開幕ロースターに残ることができず、オプトアウトの権利を行使してＦＡとなっていた。また、ダイヤモンドバックスの左腕ジョーダン・モンゴメリーは来週トミー・ジョン手術を受ける予定であることを自ら発表。今季が２年契約の２年目だが、シーズン全休が確定した。
現在31歳のビークスはメジャー通算202試合に登板しているリリーフ左腕。昨季はロッキーズとパイレーツで自己最多の71試合に登板して70イニングを投げ、７勝４敗10セーブ、８ホールド、防御率4.50、55奪三振を記録した。昨季終了後にパイレーツからＦＡとなったあと、なかなか契約が決まらず、日本時間３月11日にようやくアストロズとマイナー契約。しかし、開幕ロースターに残ることができず、オプトアウトの権利を行使して新たなチャンスを探していた。ダイヤモンドバックスはブルペンに複数の故障者が発生しており、ビークスの獲得でその穴をカバーする狙いがあるものと思われる。
現在32歳のモンゴメリーはメジャー通算46勝の実績を持つ先発左腕。２年4750万ドルで加入した昨季は、契約が遅れて調整不足のままシーズンに突入したことが大きく影響し、25試合（うち21先発）で８勝７敗１セーブ、防御率6.23と精彩を欠いた。今季は巻き返しを図るシーズンとなるはずだったが、トミー・ジョン手術を受けることが決定。２年契約の２年目を全休することになり、今後のキャリアに大きな影響を与えることが予想される。なお、ダイヤモンドバックスはモンゴメリー以外にも６人の先発投手がいるため、戦力的なダメージはそれほど大きくなさそうだ。
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