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オスカー・コラスがWソックスからDFAに 26歳の元有望株

2025.3.27 11:35 Thursday

 日本時間3月27日、ホワイトソックスはロッキーズからウエーバーでグレッグ・ジョーンズを獲得し、元有望株のオスカー・コラスをDFAとしたことを発表した。現在26歳のコラスは「キューバの大谷翔平」として期待された元有望株だが、昨季はメジャーでわずか13試合しか出場できず、マイナーAAA級でも打率.246、11本塁打、OPS.732に終わるなど、伸び悩みが目立っていた。「今年は自分の年になると思う」と飛躍を誓っていたコラスだが、シーズン開幕を目前にしてロースター40人枠から外されることになった。

 キューバリーグ時代に二刀流選手としてプレーした経験があるコラスは、日本球界を経て、2022年1月にホワイトソックスと契約。2023年シーズン開幕前には各媒体のプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインするなど、将来のスーパースター候補として期待されていた。しかし、メジャーデビューした2023年は75試合で打率.216、5本塁打、OPS.571と苦戦し、昨季はわずか13試合しか出場できず。今春のオープン戦でも10試合で打率.250、0本塁打、OPS.708と目立った活躍はできなかった。

 ホワイトソックスがロッキーズから獲得したジョーンズは現在27歳の外野手。もともとは2019年ドラフト1巡目(全体22位)指名でレイズに入団した元有望株であり、昨季ロッキーズでメジャーデビューして初本塁打も放った。昨季マイナーAAA級では86試合に出場し、打率.269、16本塁打、46盗塁、OPS.806を記録。内外野を守れるユーティリティ性も持ち合わせており、コラスよりも使い勝手のいい選手だ。ジョーンズの獲得を優先したホワイトソックスの判断も妥当と言えるだろう。


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