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【達成間近の偉大な記録➀】今季はどんな記録が達成される? 大谷は年またぎでイチローの記録更新なるか

2025.3.27 12:53 Thursday

 2024年は大谷翔平の日本人通算最多本塁打に始まり、ダルビッシュ有の通算200勝&2000奪三振、アーロン・ジャッジの通算300本塁打など数々の節目となる記録が誕生した。では、今季はどのような記録が生まれるのか。まずは前半戦で達成されそうな記録を見てみよう。

 ドジャースの大谷翔平は昨季、MLB史上初の50本塁打&50盗塁を達成したが、まだ継続している記録がある。それが盗塁の連続成功で、2024年は7月22日(日本時間23日)のジャイアンツ戦での失敗以降36回連続で成功しており、年をまたいで連続記録は継続中(レギュラーシーズンのみ)。あと2回で1975年にデイビー・ロープスが記録した球団記録(38)に並び、あと5回でMLB通算150盗塁達成、あと9回連続で成功すれば、2006~07年にイチローが達成した日本人最多の45回連続成功に並ぶ。

 また、大谷は残り32で到達するMLB通算600打点も前半戦でクリアしそうだ。鈴木誠也も残り7で通算200打点を達成。城島健司の198、福留孝介の195を抜き、日本人8位となる。

 投手では、右ひじの炎症で開幕を故障者リスト(IL)で迎えることが濃厚なパドレスのダルビッシュ有があと1勝で黒田博樹を抜き、日米通算で単独1位の204勝となる。

 日本人以外では、オフにFAでレッドソックスからエンゼルスへ移籍した現役最多セーブ447のケンリー・ジャンセンがあと3セーブで通算450セーブに到達する。

 また、フィリーズのブライス・ハーパーは昨季までに976打点を積み重ね、通算1000打点に残り24と迫っており、こちらも前半戦で達成されそうだ。

 通算記録達成の際、NPBでは記念ボードが贈られ、試合を中断して記録達成を祝うが、MLBではその際に祝うことなく、そのままゲームは進行する。それだけに、その瞬間を前もってチェックして打席やマウンド、そして塁上の走塁を注視してほしい。

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