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ヤンキースが開幕戦制す ウェルズは球団史上初の快挙を達成

2025.3.28 07:38 Friday

【ブリュワーズ2-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 日本時間3月28日、メジャーリーグの2025年レギュラーシーズンが本格的に開幕し、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでブリュワーズと対戦。9回表に無死満塁のピンチとなったものの、4対2で逃げ切り、白星発進となった。ヤンキース先発のカルロス・ロドンが6回途中4安打1失点の好投で今季初勝利を挙げ、5番手のデビン・ウィリアムスは古巣を相手に今季初セーブを記録。ブリュワーズ先発のフレディ・ペラルタは5回4安打2失点の力投も今季初黒星を喫した。

 ヤンキースは球団史上初めて捕手が1番打者としてスタメン出場。そのオースティン・ウェルズが初回先頭打者アーチを放ち、幸先よく1点を先制した。2回裏にはアンソニー・ボルピーにもソロ本塁打が飛び出し、2点をリード。3回表にビニー・キャプラのソロ本塁打で1点を返されたものの、開幕投手を務めたロドンは6回途中まで89球を投げ、被安打4、奪三振7、与四球2、失点1の好投を披露した。

 7回裏には一死1・2塁からアーロン・ジャッジのタイムリー二塁打とコディ・ベリンジャーの犠飛で2点を追加。3点リードの最終回は新加入のクローザー、ウィリアムスがマウンドに上がり、2本のヒットと四球で無死満塁のピンチを招いたあと、ブライス・トゥラングの犠飛で1点を返されたものの、ジャクソン・チューリオとクリスチャン・イェリッチを連続三振に仕留め、リードを守り抜いた。

 なお、米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、ヤンキースの選手が開幕戦で先頭打者アーチを放つのはウェルズが初めて。捕手による開幕戦先頭打者アーチはメジャー史上初の快挙でもあった。


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