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バイビー登板回避のガーディアンズが白星発進 延長戦を制す

2025.3.28 08:44 Friday

【ガーディアンズ7-4ロイヤルズ】延長10回@カウフマン・スタジアム

 日本時間3月28日、ガーディアンズは開幕投手に予定されていたタナー・バイビーが体調不良で登板を回避。急遽ベン・ライブリーが先発することになったが、延長戦の末にロイヤルズを7対4で破った。ガーディアンズ5番手のエマニュエル・クラセがセーブ失敗も今季初勝利を挙げ、6番手のポール・シーウォルドは今季初セーブを記録。ロイヤルズ6番手のサム・ロングは3失点(自責点2)で今季初黒星を喫した。

 ガーディアンズは急遽先発したライブリーが3回裏にビニー・パスカンティーノの3ラン本塁打で先制を許したものの、5回4安打3失点の力投を披露。打線もライブリーを援護し、4回表にジョンケンジー・ノエルの犠飛、5回表にホセ・ラミレスの犠飛で1点ずつを返すと、6回表にはカイル・マンザードが2ラン本塁打を放ち、4対3と逆転に成功した。

 6回裏からはケイド・スミス、ティム・ヘリン、ハンター・ガディスと鉄壁のブルペンが登場し、ガーディアンズの勝ちパターンに。ところが、9回裏に登板した守護神クラセが無死1・3塁のピンチを招き、マイケル・マッシーの犠飛で同点に追いつかれてしまった。

 しかし、10回表先頭のスティーブン・クワンがタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。さらに二死1・3塁からマンザードに2点タイムリー二塁打が飛び出し、貴重な追加点をゲットした。10回裏はシーウォルドが三者凡退に抑え、7対4で試合終了。開幕投手が登板回避というアクシデントがあったガーディアンズだが、地区連覇に向けて白星発進となった。


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