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ナショナルズ・ゴアが6回13奪三振の快投 チームは逆転負け

2025.3.28 09:30 Friday

【フィリーズ7-3ナショナルズ】延長10回@ナショナルズ・パーク

 日本時間3月28日、ナショナルズはフィリーズとの開幕戦に先発したマッケンジー・ゴアが13個の三振を奪うなど、6回1安打無失点という素晴らしいピッチングを披露。しかし、その快投を勝利につなげることはできず、延長戦の末に3対7で敗れた。フィリーズ4番手のホセ・アルバラードは9回裏の1イニングを無失点に抑え、今季初勝利をマーク。ナショナルズ5番手のコリン・ポーシェは二死しか取れず4失点(自責点3)と崩れ、今季初黒星を喫した。

 ナショナルズの開幕投手を務めたゴアは、フィリーズの強力打線を相手に素晴らしいピッチング。3回表と5回表に三者連続三振を奪うなど、93球で6イニングを投げ抜き、被安打1、奪三振13、無四球、無失点と見事なパフォーマンスを見せた。ちなみに、開幕戦の13奪三振はナショナルズの球団新記録。開幕戦で「13奪三振・無四球・無失点」は1967年のボブ・ギブソン(カージナルス)に次ぐ史上2人目の快挙となった。

 ゴアを援護したいナショナルズ打線は、5回裏にキーバート・ルイーズのソロ本塁打で先制。しかし、リリーフ陣が7回表にブライス・ハーパー、カイル・シュワーバーと2本のソロ本塁打を浴び、逆転を許した。この時点でゴアの白星は消滅し、8回表には3点目を献上。しかし、8回裏にルイス・ガルシアJr.のタイムリーなどで3対3の同点とし、試合は延長戦に突入した。

 10回表、ナショナルズは5番手のポーシェと6番手のエデュアルド・サラザーがフィリーズ打線に捕まり、アレック・ボームの2点タイムリー二塁打とJ・T・リアルミュートの2点タイムリー三塁打で一挙4失点。10回裏の攻撃は三者凡退に終わり、3対7で試合終了となった。


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