カブスが本国開幕戦を制す 鈴木は開幕3戦目で今季初ヒット
2025.3.28 14:09 Friday
【カブス10-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間3月28日、東京シリーズで2連敗を喫したカブスは敵地チェイス・フィールドでダイヤモンドバックスとの本国開幕戦を迎えた。先発のジャスティン・スティールが立ち上がりから失点しながらも5回3失点にまとめると、打線も奮起して逆転に成功。10対6で逆転勝利を収め、2025年シーズンの初勝利を挙げた。力投したスティールは今季初勝利(1敗)をマーク。ダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンは4回4安打4失点と役割を果たせず、今季初黒星を喫した。
初回にジョシュ・ネイラーのタイムリーで先制を許したカブスは、2回表二死2・3塁からイアン・ハップの2点タイムリー二塁打とカイル・タッカーのタイムリーで逆転に成功。2回裏にエウヘニオ・スアレスのソロ本塁打で1点差に詰め寄られたものの、4回表にはハップがソロ本塁打を放ち、4対2とリードを広げた。
再び1点差となった直後の5回表にはダイヤモンドバックス2番手のライン・ネルソンを攻め、二死満塁からミゲル・アマヤが走者一掃の3点タイムリー二塁打。6回表には東京シリーズを欠場したニコ・ホーナーにもタイムリーが飛び出し、さらにリードを広げた。その後、6回裏に1点を返されたものの、9回表にアマヤがダメ押しの2点タイムリー二塁打。9回裏のダイヤモンドバックスの反撃を1点にとどめ、10対6で勝利した。
カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場して5打数1安打。東京シリーズでは2試合合計8打数ノーヒットに終わったが、本国開幕戦の第4打席でようやく今季初安打となるライトへのヒットが飛び出した。開幕からの3試合を終え、今季の打撃成績は打率.077(13打数1安打)、OPS.220となっている。