レイズが伏兵の活躍で劇的サヨナラ勝利 新本拠地で好発進
2025.3.29 12:07 Saturday
【ロッキーズ2-3xレイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド
日本時間3月29日、一足遅く開幕戦を迎えたレイズが伏兵キャメロン・マイズナーのサヨナラ本塁打で白星発進。レイズは2点ビハインドの7回、犠牲フライとホセ・カバイェロのタイムリーで同点に。さらに9回に途中出場のマイズナーがサヨナラ本塁打を叩き込み、3対2で勝利した。ロッキーズは先発カイル・フリーランドが好投するも、ブルペンが崩れ、逆転負けを喫した。
レイズがライアン・ペピオ、ロッキーズがカイル・フリーランドの両先発で始まったこの試合は投手戦に。ペピオは、3回にロッキーズの2番エゼキエル・トバーにタイムリー二塁打、4回にも犠牲フライを浴びて2点を失ったが、8奪三振をマーク。6回2失点(1自責点)8奪三振1四球と上々のパフォーマンスを見せた。しかし、フリーランドはそれを上回る投球を披露。6回で2安打しか許さず、7奪三振無四球の内容で、レイズ打線にホームを踏ませなかった。
0対2とリードされて迎えた7回、レイズ打線がフリーランド降板後に反撃に出る。無死2・3塁から代打ジョナサン・アランダが犠牲フライでまず1点を返すと、一死1・3塁となってから途中出場のホセ・カバイェロがタイムリーを放ち、同点に追いついた。そして、9回先頭打者、守備から試合に入っていたマイズナーが放ったキャリア初本塁打は、試合を決める値千金のサヨナラ本塁打となった。途中出場の伏兵3人が打点を挙げ、レイズは今季初戦を白星で飾った。
レイズは本拠地トロピカーナ・フィールドが昨秋のハリケーンで大破し、今季は同じタンパベイ・エリアにあるヤンキースのマイナー施設を本拠地として使用する。その新本拠地スタインブレナー・フィールドで劇的な、そして幸先良いスタートを切った。