大谷が1ヶ月ぶりブルペン入り 復帰時期は5月から遅れるか
2025.3.30 10:53 Sunday
日本時間3月30日、ドジャースの大谷翔平が2月下旬以来となるブルペンに入った。トミー・ジョン手術から投手としての復帰を目指す大谷は、シーズン開幕に向けて投手として調整を一旦中断していた。当初は5月中の投手復帰を予定されていたが、デーブ・ロバーツ監督は「まだまだ先のこと」と投手復帰の時期について述べた。米公式サイト「MLB.com」のソニア・チェン記者が報じている。
大谷は2月26日以来のブルペンに入り、約20球を投じたという。ロバーツ監督は「ブルペンの自然な流れから始めると思う」「打者と再び対峙するためには、さまざまな球種を混ぜる必要があります。これは始まりに過ぎない。復帰のスケジュールは私にはわからないし、誰も知らないと思う。まだまだ先のことだ」とコメント。さらに、ロバーツ監督は、大谷が実際の打者と対戦し、複数イニングの模擬登板を行えば、MLBの試合で適切な投球ができる時期がもっと明確になるだろうと語った。
ドジャースとしては、投手・大谷の復帰の必要性は差し迫ったものではない。同記者は「優先事項は、大谷に試合に出続けてもらい、試合の最も重要な時期(シーズン終盤とポストシーズン)に、打者としても投手としても最高のパフォーマンスを発揮できるようにすることだ」と、シーズンの佳境からの二刀流復活を示唆している。