佐々木が米国でほろ苦デビュー 大谷は今季初盗塁 前田初登板
2025.3.30 12:51 Sunday
【タイガース3-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間3月30日、ドジャースの佐々木朗希が米国の地で初のマウンドに立った。佐々木は1回2/3を2失点で降板するほろ苦い米国デビューとなったが、降板後にドジャース打線が逆転に成功。そのままドジャースが7対3で勝利し、開幕から無傷の5連勝を記録している。ドジャースの大谷翔平もスタメン出場し、2得点と今季初盗塁をマーク。さらにタイガースの前田健太も今季初登板を飾り、2回2失点を記録した。
佐々木は初回、2四球と単打で二死満塁のピンチを招き、6番マニュエル・マーゴにタイムリーを献上。さらに後続に押し出し四球を与え、いきなり2点を失った。さらに2回にも2四球を与え、球数が61球に達したところで降板。球数に対してストライクは32球とコマンドに苦しんだ。今日は1回2/3を3安打2自責点4四球2三振という投球内容で、開幕第2戦と合わせて防御率は5.79となっている。
佐々木の乱調でリードを奪われたが、ドジャース打線はそこから逆襲。2回には7番マイケル・コンフォートのタイムリーで同点に。5回には2番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打で大谷らが還り、逆転に成功した。その後もウィル・スミスの本塁打などで追加点を入れ、前日2本塁打を放ったムーキー・ベッツが休養で不在だったことを感じさせない層の厚さを見せつけた。そして、佐々木の後を受け継いだ6投手の継投リレーも、タイガース打線に被安打3、1失点しか許さず、7対3で逃げ切った。本土開幕のシリーズは、ここまでドジャースが新進気鋭のタイガースに対して強さを見せつける展開が続いている。
そして、3対5とタイガース2点ビハインドの7回から、前田健太が登板。いきなり先頭の8番トミー・エドマンにソロ本塁打を献上すると、1番大谷にもストレートの四球、そして3番フレディ・フリーマンにタイムリー二塁打を浴びてリードを3対7に広げられた。前田は8回も続投し、8回は2三振を含む三者凡退に。2回を投げて自責点2、1本塁打、3三振という内容だった。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。2打数無安打に終わったが、2四球を選んで2得点を記録した。7回には前田から四球を選び、そして今季初盗塁となる二盗をマーク。今季の打率は.333、OPSは1.200となっている。