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マーリンズが開幕4連戦に勝ち越し 3勝はいずれもサヨナラ

2025.3.31 07:07 Monday

【パイレーツ2-3xマーリンズ】@ローンデポ・パーク

 日本時間3月31日、マーリンズはパイレーツとの開幕4連戦の最終戦を迎え、3対2でサヨナラ勝ち。早くも今季3度目のサヨナラ勝ちを収め、パイレーツ4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終えた。マーリンズは先発のマックス・マイヤーが6回途中5安打2失点(自責点1)の好投を見せ、4番手のアンソニー・ベンダーが今季初勝利をマーク。パイレーツは5番手のデービッド・ベッドナーが踏ん張れず、今季2敗目を喫した。

 2回表にアンドリュー・マカッチェンの1号ソロで先制されたマーリンズは、2回裏一死1塁からニック・フォーテスがタイムリー二塁打を放ち、1対1の同点に。5回表にエラー絡みで二死3塁のピンチとなり、アイザイア・カイナー=ファレファのタイムリー内野安打で勝ち越しを許したが、7回裏にグリフィン・コーナインが1号ソロを放ち、再び同点に追いついた。

 試合はそのまま9回裏を迎え、マーリンズは先頭のデレック・ヒルがサードへの内野安打で出塁。ヒルは二塁への盗塁を決めると、捕手エンディ・ロドリゲスの悪送球もあって三塁へ進み、最後はベッドナーの暴投でサヨナラのホームを踏んだ。

 米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、シーズン最初の3勝をいずれもサヨナラで記録するのは2003年のデビルレイズ(現レイズ)以来22年ぶり、メジャー史上5度目の快挙。また、米データ会社「オプタ・スタッツ」によると、開幕カードで3度のサヨナラ勝ちを収めるのは1901年のタイガース以来、実に124年ぶりのことだった。ポストシーズン進出を果たした2023年から一転、昨季は100敗を喫したマーリンズだが、今季は再びミラクルを起こしそうな予感が漂っている。


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